[dairy] 仙台・福島旅行-アクアマリンふくしま行(1)

いわき市での目的は、アクアマリンふくしま。JR常磐線泉駅から常磐バス(小名浜・江名方面)に乗り、「支所入口」で下車(約15分)後、徒歩約10分。いわき駅前からも「支所入口」を通るバスが出ているそうです。バス停からは、目印的なランドマークが少ないので、地図を片手にてくてく歩きます。広大な駐車場を通り抜け、入り口にたどり着きます。観光バスっぽいのも到着していました。

アクアマリンふくしまは、「水族館(アクアリウム)と海洋博物館・科学館(マリンミュージアム)の機能を併せ持った環境水族館」であり、テーマは、『海を通して「人と地球の未来」を考える』となっています。館内を巡ると、そのテーマ通り、人の住む環境や生態系についての深い思索に基づいて、丹念に設計された展示になっていました。入館料は一般1,600円、小~高校生は800円。

※アクアマリンふくしま行は、写真がやたらとあるので、Tumblrに掲載します。

アクアマリンふくしま入り口
アクアマリンふくしま入り口

Tumblr-アクアマリンふくしまを眺める

アクアマリンふくしまの透明なドームで覆われた建物は遠目でもよく見え、海側にはクレーンが立ち並んでいました。周囲に建物がなく、広々しています。展望台からは、アクアマリンふくしまの周囲が一望できます。

アクアマリンふくしま挨拶
アクアマリンふくしま挨拶
チョウザメたち
チョウザメたち

 【Tumblr-ファーストフロアー「海・生命の進化」

ファーストフロアーは、古生代に滅んでしまったアンモナイトや三葉虫の化石や現代まで生き残っているオウムガイなどの展示を通して、生き物の進化の過程を見ることができるようになっています。キャビアでおなじみのチョウザメ(チョウザメ目)、古代魚に分類される古い系統の魚ですが、近年は乱獲で減少しているそうです。バックヤードツアーでチョウザメの水槽を上から覗かせてもらいましたが、表から見て感じる大きさより、ずっと大きくて深い水槽です。

ふくしまの川と沿岸
ふくしまの川と沿岸

Tumblr-フォースフロアー「ふくしまの川と沿岸」

フォースフロアーは、福島県内の川と沿岸を模した水槽が作られています。川の上流、中流、下流、湖沼、用水路などの違いで、棲む生き物や自生している植物の種類がそれぞれ違う様子が観察できます。ファーストフロアーは照明を落としてあるのに、エスカレーターで上がったフォースフロアーは明るく煌々としていて、それだけで気持ちが切り替わります。照明にまで細かく目配りがされています。 

アクアマリンふくしまのあざらし
アクアマリンふくしまのあざらし

Tumblr-サードフロアー「北の海の海獣・水鳥」-あざらし

サードフロアーは、おなじみのゴマフアザラシやトドのいるフロアーです。アザラシは目の前でくるくる泳いでくれるので、飽きません。ゴマフアザラシは三頭いて、お父さんのユキナ(オス)1997年4月2日生、お母さんのくらら(メス)2005年3月11日生、子どものみらい(メス)2013年4月10日生です。このとき、ご機嫌で泳いでくれたのは誰かしらん。

(続く)