[Zuka] 星組大劇場公演千秋楽

1日遅れましたが、昨日(9日)は星組の柚希礼音・夢咲ねねのトップコンビの退団公演の大劇場千秋楽でした。星組の皆様、スタッフの皆様、おめでとうございました。お疲れ様でした。

そして、星組21代目(←wikipediaで数えただけなので不正確w)トップスター柚希礼音様、並びにトップ娘役夢咲ねね様、ご卒業おめでとうございます。

ころちゃん(音花 ゆり)、どいちゃん(鶴美 舞夕)、ぺっちゃん(海 隼人)、あかりちゃん(逢月 あかり)、ご卒業おめでとうございます。これからの人生に幸多きこと、お祈りいたします。幸せと楽しさをありがとう。

東京公演までの間に、ディナーショーとミュージックサロンがあるので、休んでいる暇もあまりないでしょうが、充電して5月10日の東京公演千秋楽まで疾走してください。黒豹の如く。

柚希 礼音  -すでに発表済み-
音花 ゆり
鶴美 舞夕
夢咲 ねね  -すでに発表済み-
海 隼人
逢月 あかり

2015年5月10日(星組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団

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柚希礼音という男役のどこがすごいのか、というと、彼女の中には、「理想の男役像」が確立していること。

宝塚歌劇の男役は、相手役を愛する。守る。慈しむ。そして鍛え、引き上げる。

宝塚歌劇の男役は、清く、正しく、美しく。大義を貫く。

何の役をやっても、彼女はあたかも自然体で演じているかのように見える。だが、それは彼女の男役に対する思想、つまり役創りのための役の解釈の基盤が強固であるためだ。トップスター6年、男役16年というのは、そういう歳月なのだろう。

そしてその思想を創り上げるのに、夢咲ねねの存在なくしてはあり得なかったのも理解できる。

「添い遂げる」というよりも、「やり遂げた」「やり切った」と思えるときに退団するのが幸せなのだと思う。

『Dear DIAMOND!!』で一番好きなのは、黒燕尾の男役群舞から続く、二人のデュエットダンスである。シンプルな黒燕尾の柚希礼音とシンプルな白のロングドレスの夢咲ねねが、シンプルだが、たっぷりとした余韻のあるダンスを舞う。

柚希礼音が夢咲をリフトし、純白のドレスの裾がひらひらと舞い広がる。

踊り終わって、お互いに敬意と感謝の意を込めて、優雅に一礼する。

全ての思いがここで収束する。

夢を、愛を、ありがとう。

 

『Dear DIAMOND!!』は好きすぎ!!大介せんせーありがとー!!