[event] 宝塚巴里祭2014

急遽お誘い頂いて7月5日に『宝塚巴里祭2014』(宝塚ホテル)に行ってきました。メインのみつる(華形ひかる)氏は、翌日から専科に組替えが決まっていて、「花組の華形ひかる」のラストステージでした。

中日劇場公演千秋楽から中2日おいての巴里祭(東京7月1日・2日)というハードスケジュールでしたが、みつるは花組の下級生達を率いてエンターテインメントぶりを発揮してくれました。あっという間の1時間でしたが和やかで楽しかったです。

デザート
デザート

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最初にロートレックに扮した華形ひかるとドガに扮した芹香 斗亜が客席後方から登場し、会場内を歌いながら練り歩く。オープニングは元気で明るく、サ・セ・パリを皮切りにしたパリメドレー。”日本の皆さん、パリへようこそー”。シャンソンメドレー、哀しみのクラウン、ノートルダム・ド・パリとパリづくし。みつるの笑顔が眩しく、歌声に聞き惚れました。みつるの歌や演技はいつも”自然体”で、気負いやわざとらしさが感じ取らせない。プロフェッショナルな舞台人なんですよね。花組育ちの花男・華形ひかる、ありがとう!!専科で存分に活躍できることを願っています。

2番手格で登場したキキちゃん(芹香 斗亜)のスターオーラをびしばし感じました。歌唱力もグンとアップして、笑顔を振りまくキキちゃんが頼もしかった。みつるに、「(オスカル)髪を切ったね」とジョークを投げられて、「そうなんです。名古屋の地に置いて来ました」と、返していました。マキシム(真輝 いづみ)とビック(羽立 光来)の飛躍に期待。つかさくん(飛龍 つかさ)もこれからですね。

そして花娘達がめちゃ可憐でした。ちゃほちゃん(桜帆 ゆかり)の笑顔、べーちゃん(桜咲 彩花)の愛らしさ、ゆきちゃん(仙名 彩世)の透き通った歌声、きほちゃん(真彩 希帆)の初々しさ。中日ベルばらの稽古場情報で、花乃ちゃんが「(花組は)良い意味で男役・娘役がきっちり分かれている」と言っていたけど、そんな感じです。男役はきりりと、娘役は可憐に。それが花組のカラーなのかな。

先日、一花様を筆頭に花娘5人+がりんちゃんの退団が発表されましたが、ぜひ花組の娘役芸をつないで行って欲しいものです。

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宝塚巴里祭2014ポスター
宝塚巴里祭2014ポスター

『宝塚巴里祭2014』

<出演者>(花組)華形 ひかる
芹香 斗亜、真輝 いづみ、桜帆 ゆかり、桜咲 彩花、仙名 彩世、羽立 光来、飛龍 つかさ、真彩 希帆

<構成・演出> 岡田 敬二

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まりんさん(悠真 倫)や 一花さま(桜 一花)、あきら(瀬戸 かずや)達現役生もたくさん来ていました。まりんさんは、みつるに「どこから来ましたか~?」とマイクを向けられ、「えー、宝塚」と答えてました。そしたら、みつるは畳みかけるように「ひょっとしてタカラジェンヌ?」。これには会場内から笑いが漏れ、まりんさんも「いちおう」と笑いながら答えてました。

退団したみわっち(愛音羽麗)、ネコちゃん(彩城レア)も来ていました。みわっちは髪をアップにまとめ、白のノースリーブワンピースで、エレガントなレディでした。退団後して2か月のネコちゃんは黒縁メガネに白のパンツスーツで男役現役生の香り?がまだ少ししていました。卒業すると元気かどうかとか、なかなか知るすべがないので、ブログをやったり、公演とか来てくれると嬉しくなりますね。