【Yuya Hasumi Tea Party メモ】
5月10日(土)に開催された宙組 蓮水ゆうやお茶会レポです。遅くなりました~。会場は宝塚ホテル新館6F 宝寿の間。レポは、公演中の『ベルばら』を中心に書きました。口調や言葉遣いは雰囲気で書いているので、正確ではありません。
ちーちゃんこと、蓮水ゆうやさんは、7月27日『ベルサイユのばら』(宙組東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団されるため、宝塚ホテルでのお茶会は最後でした。ちー様は、19時半頃に登場し、21時半頃に終わりました。前回よりも参加者が多く、ちーさまは、たくさんの参加者を壇上から眺めて「すごーい」とびっくりしていました。
18時50分までグッズ販売をしていたので、わたしはちー様が撮影したという写真(5枚1,000円)を購入しました。サボテンとか馬車を引く馬とか、去年のWMWの前に行ったというアメリカ・アリゾナ旅行のものでしょうか?笑顔のちー様のも1枚ありました。(^^)
ちー様は、上下黒のスーツで、タイをラフに締め、ジャケットの前を開けたスタイルでフットワーク軽く登場。パンツが九分丈くらいで、足首が見えていて、足下にすっごく目が行きました。靴は、足先がオレンジで靴紐部分が黒、全体が白のおしゃれなスニーカーでした。
ちー様:今日のファッションポイント。普段はラフな格好が多いんですが、ちゃんとした格好してこいという人もいるかと思って、スーツにしました。ネクタイの代わりに黒バラのスカーフを締めてます。
【ベルばらのベルナール役について】
小さいときからアニメは見ていたんですが、ベルナールの印象は、「リーダーで格好いい。素敵だな」と思っていました。公演も今まで見ていただけだったのですが、実際はとてつもないエネルギーというかパワーのいる役ですね。パリ市民を引っ張って、連れて行く役割なので。
演説とかも、ヒットラーの演説を映像で探して、見たりしたんですよ。腕を振り上げたり、表情もオーバーにやるじゃないですか(物まね)。演出助手の生田先生が、マック赤坂さんの演説を勧めてくれて、熱い演説だったんですが、ベルナール役にはあんまり参考にならず…(笑)。
ベルナールは、革命のリーダーとしての包容力や男らしさ がいると思って。過去のDVDとか見ても、みんな違っていて、「この人のベルナール」というのを考えました。
舞台に立ってしまうと、自分自身っていうのが大きい気がするんです。演技でも普段の人間関係が出てしまう気がする。13年間、宝塚にいた人生に重なりました。ベルナールはやっていて昂揚するんです。公演が始まった最初は冷静に見るのが難しくて、気がついたら、公演が終わっていた(笑)。でも気持ちいいですね。凰稀さん(オスカル)の演技も毎日違うんですよ。
【ベルナールの髪型について】
ベルナールの髪型は、原作を真似したいと思ったんですが、現実的にあの、ウチ・ハネ・ウチっていう髪型は難しくて、いままでの人もそれぞれで、クリクリ感を出したいと思って、巻いてみました。地毛を巻いて、首にかかる部分の髪は鬘なんですよ。全部、鬘だと思ったでしょ(笑)←参加者からどよめきがw私も全部、鬘だと思っていました。
舞台袖で目の前に、かいちゃんがいたことがあり、ジェローデルの格好をしたかいちゃんに、「おい、そこのクリクリ貴族」と言ったら、かいちゃんに「あなたもクリクリではないですか」とジェローデル風に(キザっぽく)言われ、「た、確かに…」となった(笑)。
昔っぽい感じを出したかったんです。朝香じゅんさんのアンドレの髪が巻いていて格好良かったので、それを真似た。←【このblogの写真かな:「1990年版『ベルサイユのばらーフェルゼ…」の記事へ2013/03/12 】
この後、ちー様は爆弾発言。
「顔が普通なので(笑)」
参加者一同、水を打ったようにシーンとしましたが、ちー様はさらりと続けました。
「髪でインパクトをつけようと思って」
いや、あの、その(^^;)。
司会さんはノーコメントで次の質問に進みました。
【オスカル様の乗っていたペガサスについて】
ペガサスは、馬です。シンプルで綺麗ですね。オスっぽい気がするかな?羽がウィーンって、羽ばたくんですよね。セットも年々進化していて、クオリティが高いです。
【コンタクトが…】
議会の場面で、目が乾いてコンタクトが取れてしまったちー様。視界が定まらなくて、周囲がぼやけているので、オスカルは金髪、ロベスピエールは黒、と色で判別して乗り切った。
「盲目の少女(愛花ちさきさんが演じているイザベル)になった」と言った直後に、「あ、わたしは少女じゃないですね」とセルフ突っ込みでした。
【ゲームコーナー】
ここでゲームコーナーに移行。ちー様に万歩計が渡され、会場内を指定の歩数で歩いて、用意された質問に応えていくというものでした。
- 「朝起きたら、朝夏さんになっていました。どうしますか」
まーくんは、手が長いので、よく両手を広げて、着物ハンガーってやるんですよ。ひとまず「きものハンガー」ってやってみますかね。
- 「印象に残った役は」
やっぱり『殉情』(2008年バウワークショップ)の佐助ですね。 それから初舞台のラインダンスで、「穴掘り」って呼んでいた振りつけがあるんですよ。振りつけの先生も「穴掘りやります」っていうんですけれど、それを踊ると下手で、上級生に怒られるという88期の伝説があって(笑)。
- 「100周年の祭典エピソードは」
大階段に並んで合唱したんですが、90周年の時は大階段の上の方だったんで、酸素が薄くて(笑)。100周年式典は上級生になっていて階段の一段目だったので、息が出来る~って思いました(笑)。袴を着て、立ちっぱなしなので、お稽古の時に調子を崩す子とかもいるんです。
それで………同期は控え室が一緒で、階段も同じ列に並ぶので、某Daiちゃんが嬉しかったらしく、はしゃぎすぎて貧血で倒れたというエピソードを、多少、遠慮しながら、可笑しそうに語ってくれました。←割愛(笑)。
- 「卒業したら何をしたいですか」
前から言ってますが、ウユニ塩湖に行きたい!!でも最近、有名になっちゃって、「スッキリ!!」でテリー伊藤さんが、熱弁しちゃったんです。困りますよね、テリーさん(笑)。
- 「ベルばらで好きな場面エピソード」
昨日、終演後の突撃レポの撮影があったんですが、好きな場面はバスティーユの場面で、真ん中にオスカルで、上手と下手の3つに別れているんですが、ベルナールは途中で下手から、オスカルの隣に並ぶんです。その時に駆け寄っていって、「オスカル!」と声をかけると、オスカル(りかさん)が、「うん」と頷いてくれるのが、すごく好きです。
りかさんの頬に一筋の涙が流れていて、涙が流れているのに、凜々しくて、オスカルのきれいで勇ましい生き方が表れていて美しいなぁ…と思う。オスカルらしくて好きな、お薦めポイントです。
- 「朝起きたら、大ちゃんになっていた」
もし(鳳翔)大ちゃんになっていたら、「まずは二度見しますよね(笑)。まぁ大ちゃんは脚が綺麗なので、全身レオタードとか着ます。この間のダルマも、本人は「ダルマやし〜…」と言っていたけど「脚、綺麗だったよ」と言ったら満更でも無さそうだったので、どんどん足を出していったら良いと思います(笑)。
スタッフさんが大ちゃんにも、「朝起きたら、ちーちゃんになっていた」と聞いたところ、「筋肉ジマンをする。それで腕立て伏せとかする」と。
- 「朝起きたら、演出家になっていた」
「また朝起きたらシリーズ!」と言いつつ、考えるちーちゃん。自分が(演出)をやるのは嫌なんですが、見るのは好きなんです。うーん、大恋愛ものをやりたい…。←いまいち歯切れが悪かった。
- 「朝起きたら、可愛い娘役さん、とても可愛い娘役さんになっていた」
「ドレスが着たい」。←この質問には怪訝そうな顔をしてちょっと考えていた。
ちー様はせーこちゃん(純矢ちとせ)がオスカルさまを見送る場面で着てるドレスがお気に入りで、「パレードでも娘役さんみんな可愛いドレスで、私(ベルナール)一人だけ質素…妻のロザリー(実咲 凜音)も抜けがけして…」と笑って冗談を言ってました。
【誕生日パーティ】
先日、誕生日(4/6)だったので、宙組生がこっそりパーティの準備をしてくれていて、宙組生はもちろん、式典後の蘭寿さんや北翔さん、まさこさん(十輝いりす)、カチャ凪(凪七瑠海) も。たくさん来てくれた。最後には和央ようかさんまで来てくださって…たかこさん…ご結婚でおめでたいですよねぇ(笑)。
下級生からのプレゼントはワンピースで、「着てみたけどウエストがきつくて、痩せなきゃと思った」。←と言った途端、参加者の怪訝な顔つきに気付き、「男役は背筋を鍛えるので、舞台で黒燕尾とかやっていると自然に筋肉がついちゃうんです。要するに、ウエストがないっていうことですね(笑)。まずは体型を改善しないと(笑)」と。
【退団について】
退団は、宙組の方は意外と察知してたみたいであまり驚かれなかった。他の組の人のほうが驚いていましたね。
花組ではさおたさん(高翔みず希)とまりんさん(悠真倫)に、椅子から落ちそうなほどびっくりされました。
あとは、月組のお稽古場を扉のガラス越しから覗いたらショーの通し稽古をしていて、銀橋を渡り終わったと思われる龍真咲さんと目が合った。そしたら真咲さんがまっすぐドアのほうに向かって、指を差して「何で辞めるんやて?!何で辞めんの?!」と言われ、真咲さんは一礼して銀橋でターンして戻っていった。←ジェスチャー付きで説明するちー様。
【プレゼント】
参加者からちー様へのプレゼントは、オレンジカラーがアクセントの空気清浄機。 オレンジ色が好きで、部屋はおオレンジ色のものがたくさんあるそうです。←グラフにも書いていたかな。
ちー様から、参加者へのプレゼントは、「殉情」から2曲。←良い声です(声フェチのため)
- iTunes で発見したぜ!やった、ダウンロードするべし。←した。
- 宙組 バウホール「殉情(蓮水Ver.)」宝塚歌劇団・蓮水ゆうや 7曲900円
【終了】
お手紙は、去年、月組に組替えしたカチャ凪さん(凪七瑠海) と大ちゃん(鳳翔大)から。ツッコミながら、手紙を読むちー様。嬉しそうでした。大ちゃんネタが続出してました。「ほんとよく分からないわ。最後まで面白い人です(笑)」。
終わりに、ちー様は、和やかな笑みを浮かべて、挨拶。
「宝塚は受験するまであまり見た事がなくて、人生設計としては急な方向転換だったけれど、舞台の上からお客様の顔を見て、元気をいただいたり、自分の姿をみて元気をもらいましたと言ってもらえたり、みーちゃんや大ちゃんのような生涯の友とも出会え、他にもたくさんの人と出会えて、宝塚に入って良かった、夢を与えられる仕事につけて幸せです」
お茶会の間はずっと笑ったり、ツッコんだり、ジェスチャーで説明したりして、トークをしてくれました。いつもながら、巧みな話術を披露して、サッと、軽やかに退場。宝塚では最後のお茶会でした。退団は意外すぎてびっくりしました(キャパでものりのりでピカソをやっていたので、続ける覚悟を決めたのかしらん、とか思い込んでいた)。
楽しさと幸せをありがとう、ちー様。東京公演もベルナールでがんばってくださいね。最後までお怪我のないことをお祈りしています。
2014/03/15
専科・宙組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(専科)
一原 けい
(宙組)
蓮水 ゆうや
愛花 ちさき
天風 いぶき
すみれ乃 麗
夢涼 りあん
2014年7月27日(宙組東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団