[Zuka] 2014年花組『ラスト・タイクーン ―ハリウッドの帝王、不滅の愛― 』

8月31日付けで退団が発表された雪組・トップスター壮一帆の相手役である愛加あゆも同時に退団することに。

2014/02/17 雪組トップ娘役・愛加あゆ 退団会見のお知らせ

雪組トップ娘役・愛加あゆが、2014年8月31日の東京宝塚劇場公演『一夢庵風流記 前田慶次』『My Dream TAKARAZUKA』の千秋楽をもって退団することとなり、2014年2月18日(火)に記者会見を行います。

 あゆっちにとっても良い区切りになったのかなぁ。『Shall we ダンス?』のジョセリンがとても好きでした。

散らば花のごとく。

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『ラスト・タイクーン』この舞台は、脚本・演出家の生田大和氏から花組トップスター・蘭寿とむへの捧げ物であると共に、蘭寿とむから、組子への、ファンへの、愛ー『The Love of the Last Tycoon』でもある。

舞台は、1929年の世界恐慌以後の米国ハリウッド。手がけた映画はすべて大ヒット作となり、ハリウッドでその名を知らぬ者はいない敏腕プロデューサー・モンロー・スター(蘭寿 とむ)は、大作映画のヒロイン選びにワンマンぶりを発揮していた。あまたの美女がオーディションを受けたが、モンローの目にかなう女優はおらず、映画製作はストップしていた。そして彼は美術スタッフとして働いていたジェシカ(蘭乃 はな)を見いだし、「ミナ・デービス」という芸名を与え、「女優を作るんだ」と高らかに宣言した。そんなモンローを彼の上司であるパット・ブレーディ(明日海 りお)は苦々しく見ていた。

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ラスト・タイクーン蘭寿さんは、自分が育てた女優(ミナ・デービス)を連れて旅立ち、1人の可憐な娘役・蘭はなちゃんを必要とする人たちの手元に残していくんだな、と。今はそれしか考えられないです。Myラスト・タイクーン。

人生を賭けた夢
叶う日を信じてた
今 この手の中に
今日この日の 喜びを
君と分かち合う 奇跡に

(人生を賭けた夢/作詞 生田大和 作曲 太田健)

■宝塚大劇場公演:2月7日(金)~3月17日(月)

■主演・・・蘭寿 とむ、蘭乃 はな
ミュージカル『ラスト・タイクーン ―ハリウッドの帝王、不滅の愛― 』
~F・スコット・フィッツジェラルド作「ラスト・タイクーン」より~

脚本・演出/生田 大和

[解 説]
 20世紀のアメリカ文学の代表的な作家であるフィッツジェラルドが最後に取り組んだ未完の長編小説「ラスト・タイクーン」のミュージカル化。1930年代のハリウッド映画界を舞台に、大物プロデューサーの栄光と挫折、そして女優であった亡き先妻と瓜二つの未亡人とのロマンスを描いたミュージカルです。尚、この公演は生田大和の宝塚大劇場デビュー作となります。