下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。

花組

天真 みちる（92期）
新菜 かほ（94期）
桜舞 しおん（96期）

2018年10月14日（花組　東京宝塚劇場公演千秋楽）付で退団

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たそ（天真 みちる）が退団というのは予想外でした。ライブビューで観た 花組『あかねさす紫の花』（博多座）の銀麻呂が落ち着いていてとっても良く、「お、これは銀麻呂が主演でも観れるレベル（←それは「あかねさす」やない）」と思ったのですが、そしたらこれですか、という感じです。

天真茶に取り次いでくれている友人と『MESSIAH』お茶会にはおしゃれしていくことを約束し、チャルテチャルテ宝塚（@chalte2010 ）にカレーを食べに行ったら、ここの中の人も天真茶の常連なのでしんみり話し、という発表後でした。さやかさん（美城れん）の退団発表後と同じような気持ち。

『はいからさんが通る』と『ポーの一族』を花組で上演できるのをもの凄く喜んでいたので、念願が叶ったのかな。『はいからさんが通る』の牛五郎は希望通りで、『ポーの一族』のビルとハロルドの二役は新境地だったみたいですが、重要な役柄でした。

美しさやカッコよさが尊ばれる宝塚歌劇において、個性派バイプレーヤーであること、コメディエンヌであることを追求していくというのは貴重な道であると思います。たそは誇りを持って取り組んでいたし、それが舞台に現れていたけれど、我が道を意識して、肩に力が入っていると見える時もありました。『あかねさす紫の花』の銀麻呂は、その力みがなくなり、出番は少ないけれど、落ち着いた滋味深い良い演技だった。『はいからさんが通る』牛五郎と『ポーの一族』ビルとハロルドを経て、銀麻呂に辿り着いたということでしょうか。銀麻呂を経た『MESSIAH』の田中宗甫役が楽しみです。キリシタン弾圧を行う代官役なのね。

ショーでは男役群舞でめちゃめちゃカッコつけた表情で踊っていて、なぜか時々微笑ましくなる。『BEAUTIFUL GARDEN』では、どうなっているかな。

女性用のお化粧してきれいな女物を着ると可愛い美人なのは会販写真で知っているので、退団後の活躍も期待していると記しておきましょう。

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新菜 かほちゃんは、『はいからさんが通る』のばあや、『ポーの一族』でエドガーを森に捨てるイルリー乳母だったのは覚えています。娘役も10年って節目ですよね。

桜舞しおんくんは、とりさん（白鳥ゆりや）に続いて、また96期のご卒業ですか。節目10年境なのかなぁ。

皆様、退団公演『MESSIAH』/『BEAUTIFUL GARDEN』を楽しみしています。