OSK日本歌劇団の男役スター・真麻里都の退団公演。初日18時30分公演に行ってきました。8月30日(木)から9月2日(日)までの4日間8回公演しかなく、全席完売ということで、近鉄アート館の客席がぎっしりでした。
1937年に英ロンドンで初演された『Me And My Girl』を原作に、宝塚歌劇団出身で、OSKの振付も多く手がける麻咲梨乃さんが脚本・演出・振付を担当。基本の人物関係は似ているけれど、役名やストーリーが異なっていて、宝塚版『Me And My Girl』と全く異なった味わいの歌って踊るハッピーミュージカル。
初日と言うこともあってか、舞台に静かな緊迫感というか集中力が漲っていて、観ていて感きわまりました。ダンスのOSK、OSK屈指のダンサー真麻のためにミーマイをカスタマイズしたOSKらしさの漂う公演です。真麻さんが『Me And My Girl』が大好きで、上演希望を出し続けていたそうですが、叶って良かった。
真麻里都様、ご卒業おめでとうございます。素敵な舞台をありがとうございました。人生の第二章が実り多きものになりますよう。
男役・真麻里都の集大成が輝く! OSK日本歌劇団『My Dear~OSKミー・&マイガール』開幕! – 演劇キック(観劇予報)