[Zuka] 2016年星組『こうもり』(2)

オペレッタ『こうもり』を潤色した宝塚版『こうもり』(脚本・演出/谷 正純)ですが、昨日、新人公演(ファルケ博士:紫藤 りゅう、アデーレ:真彩 希帆、アイゼンシュタイン侯爵:綾 凰華)があり、本公演の脚本をさらにカスタマイズしてあったとか(担当は 町田 菜花先生?)。

宝塚版『こうもり』は、宝塚歌劇とキャストに合わせて、オリジナルから主役をアイゼンシュタイン侯爵からファルケ博士に変更し、それに伴って、ヒロインのアデーレとロザリンデの比重も変えるという根本的なところが変わっていたのですが、新人公演ではそれに微調整が入り、さらにブラッシュアップされたらしいです。新公は見れていないのですが、本公演と新人公演の位置づけが発展的になっている気がします。

新作は上演して、観客の反応を見て変更したほうが良いかなと思うところがあっても、公演期間中は大幅な変更は難しいですから、公演期間中の新人公演で調整があるというのは、良いことなのだろうなと勝手に思ったりします。

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